永久磁石とは、

一度磁化されると、外部磁場や電流の供給を受けずに
磁石の性質を長期間保持し続ける磁石のことを指します。
現代では、先端産業を担う機能性材料として様々な製品に活用されています。

永久磁石の工業用途としての歴史は古く、今から100年以上も前に遡ります。
用途に合わせて様々な個性を持った磁石が開発され、その時代、時代の使用目的に合わせて選ばれてきました。
熱に強い磁石、錆に強い磁石、小さくても強い磁力を持つ磁石・・・。
磁石はその個性ゆえ、使い方によっては無限の可能性を秘めた機能性材料です。

ここでは、主な永久磁石の特徴をご紹介いたします。皆さまの発想で、磁石の新しい用途や魅力を発見してください。

ハイブリットカーや電気自動車に磁石の最先端技術が使われていることは有名です。その一方で、家庭にある身近な電化製品にも磁石は様々な用途で使われています。目に触れにくい材料ですが、現代の製品づくりに欠かすことの出来ないたいへん重要な役割を果たしています。重要でありながら、一般的によく知られていない。これが磁石の実情かもしれません。